2008年05月06日

等身大の自分を愛する。


休み始めて、2週間と少し経ちました。


最初のころ感じていた「仲間はずれ」感は

完全になくなったといえばウソになるけど

それでもずいぶんなくなりました。

休むことが仕事、ということについては

まだ少し抵抗がありますが、

それは、それとして。

少し自分の中には余裕が出てきたように思います。


今日は久しぶりに、友人とのティータイム。

5月末までの時間を使って、

「休む」ことを目標において過ごす中で、

どうしても次へ次へと急ぎたくなる自分を止めてくれる大切な時間でした。



どうして休むことになったか。

それは、そのままの自分を愛せずにいたから。

誰かに出会うたび、自分にはないものばかり見えて。

それでも何か出来る!ってどっかに自信があったのかな。

何かひとつでも、自分に「これできます!」みたいな

マクラコトバが欲しかった。


でも、それは欲張りだよ、と言われてしまい、ちょっと凹み。


欲張りたいんじゃなくて

「何でメシを食うのか」探したかっただけ。

私は、何で食べていこうとしているのか。

ホントにまじめに、焦っていた。

休めば休むほど、その感覚は濃くなっていって

がんばってる他のメンバーの様子を聞くと

居場所がどんどんなくなっていくようで不安にもなり。

そんな不安な自分に

「もっと周りを信頼しなきゃ!」ってダメ出ししたり。


あぁ、また戻りかけてるな、って気づいた。

何かで分かりやすく役に立ってないと、不安なんだ私。

誰かに「ここにいていいよ」って言われないとダメみたい。


でも渡嘉敷に行って思ったのは

やっぱり私、相当ナルシスト(笑)

「素」ではじけてる自分も、

さくさく、淡々と仕事してる自分も、大好きだし。

それを無理に「べき」論ばかりで抑えることなく、

かつ、わくわくしながら毎日を楽しめたら

きっと体調も崩さなかったろうな。


決して妥協ではなく、「そのまま」をまず認めること。

結果や評価はそこについてくるものであって

作ろうと思って作れるものではない。


ちょっとずつ、フラットな感覚が

体で分かってきたような気がする。

相手がどう思うか、どうでも良くなってきた。

ぞんざいにしてる訳ではなくて、

もちろん、相手に喜んでもらいたいけれど

相手を基準にすると、相手のせいにするから

しっかり自分の基準で決めたい。

もちろん

「決める」中に、しなやかさも忘れずにいたい。

絶対!のない、余裕をもって。

でも、揺るぎない自分をもって。

うーん。

ややこしいけど、できそうな気がする。


私がやりたいこと。

それはやっぱり14歳の時から少しも変わらなくて

「人とひとをつなぐ」こと。

そして、「本来の姿で、それぞれが出来る事を持ち寄って

幸せに日々を過ごせる街をつくる」こと。

「あたりまえ」の幸せを「ありがとう」と思えること。

そこは何度考えてもブレない。

ざっくりとだけど、少し見えてきた。

それは、一人でもやりたいこと。

だけど、同じ思いを共有できる仲間と歩いていけたら

喜びは大きいだろうな。

一人でやるのは、ある意味簡単だけど

どっか自己満足で頭打ちで、進歩が少ない。



明日から、神戸に行きます。

9日からは、母校の後輩たちと過ごします。

私にとってライフワークとも言える大切な6日間です。

今年で8年目ですが、

改めて原点に帰る時間にしようと思っています。

本来この仕事をさせてもらおうと思ったきっかけは

私を人情味たっぷりに育ててくれた街に何かしたかったから。

この街が本来もっていた魅力を、後輩たちに伝えたかったから。

もちろん、子どもは大好きですが、

それを欲張っちゃいけないな、って気づきました。


等身大の自分をもっともっと愛せるように。

愛してもらうことを、もっとちゃんと受け取れるように。

そうすることで、もっともっと

大切な人を愛せる気がする。


愛する、ってことは

手の中につかむことではなく

そっと手のひらにのせて見つめること。


いつでも手放せる自由さと

大切にしたい強い思いを持った関係。


家族や、友人、大切な人たちが

明日も幸せでありますように。


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